醍醐寺は、寺が守り伝えてきた数多くの文化財を 未来の人たちへさらに受け継いで行くためのご支援をお願いしております
醍醐寺は、「木と紙の文化」の寺として、平成6(1994)年に世界文化遺産に登録されました。寺内には、開創以来千百年余年の間、僧侶たちが祈りの対象
として守り、多くの方々によって伝えられてきた約15万点に及ぶ文化財があります。
それらの中には、長い年月の経過の中で傷み、修復を必要としているものが多く
あります。
これまで、「一木一草に至るまで文化財」を合言葉に、明治維新以降の社会・環境の
激変の中にあって、寺として可能な限りの努力を重ねてまいりました。
このたび、日本の文化史上重要なものであるが、私どもの力だけでは及ばない価値ある文化財の修復や長期にわたる大規模
修理に際し、広く皆さまからのご支援を賜りたいとの考えに至り、
ダイナースクラブの協力を得て本プロジェクトを開始いたします。