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醍醐寺からのお知らせ
国宝・三宝院唐門(さんぼういん からもん)は、豊臣秀吉が催した「醍醐の花見」の翌年、慶長4(1599)年に造られた建物です。桃山時代を代表する木造建築物で、建立当時は、門全体が黒漆(くろうるし)塗りで、「菊」と「五七の桐」の4つ(裏にも4つある)の大きな紋(透かし彫り)には金箔が施されていました。
このほど、約1年半がかりの解体修理を終えて、当時の姿になりました。
聖宝さまのご命日である7月6日に、落慶法要が営まれ、その後「通り初(ぞ)め式」を行ない、京都市立醍醐小学校の児童たち約400人や京都府文化財保護課関係者らが通り初めいたしました。 400年前の輝きがよみがえった「国宝・唐門」をこの機会にぜひご参拝ください。