「京都・醍醐寺展 真言密教の宇宙」のご案内

2016年、国宝・重要文化財の仏像や仏画をはじめ、文書・書跡など数多くの貴重な寺宝が海を渡り、初めて中国で展示されました。平安時代から近世にいたる同寺の歴史と美術をたどる展覧会は好評を博し、「中国菩提の世界：醍醐寺芸術珍宝展」（上海市上海博物館）と、「梵音東渡ー日本醍醐寺国宝展」（西安市陜西歴史博物館）の2つの展覧会に80万人以上が来場しました。

このたび、中国での展覧会開催を記念して、東京と福岡の2会場で醍醐寺の密教美術の至宝を紹介する展覧会を開催いたします。

本展は国宝・重要文化財に指定される仏像や仏画を中心に、貴重な史料・書跡を通じて、平安時代から近世にいたる醍醐寺の変遷をたどるものです。密教の世界観を表す重厚な密教美術のほか、桃山時代に豊臣秀吉が行った「醍醐の花見」の関連作品や、三宝院の襖絵、俵屋宗達による屛風など、醍醐寺をめぐる華やかな近世美術も鑑賞できる貴重な機会となります。

展覧会の詳しい情報については下記の展覧会公式サイトよりご確認ください。
京都・醍醐寺展 真言密教の宇宙 公式サイト

展覧会のチラシPDFはこちらから。
京都・醍醐寺展 真言密教の宇宙 案内チラシ（PDF　676KB）