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醍醐寺 霊宝館

上醍醐から下醍醐を含めて約200万坪に及ぶ広大な寺域をもつ醍醐寺には、京都で最も古い天暦5年(951)建立の五重塔をはじめ金堂、薬師堂など歴史的に貴重な建造物、さらには仏像・絵画・工芸品など10万点以上(うち国宝69,419点、重要文化財6,522点)の寺宝を伝承しています。これらの寺宝は創建以来、歴史の座主を中心に多くの僧侶たちによるたえまない努力と人々の祈りによって、守りつづけられてきました。
 「醍醐寺霊宝館」は、これらの貴重な寺宝の保存と公開を兼ねた施設として昭和5年(1930)の醍醐天皇千百年御遠忌に計画され、昭和10年(1935)に開館。昭和54年(1979)に新収蔵庫3棟を新築。平成13年(2001)には上醍醐薬師堂の本尊である国宝・薬師三尊像を中央に安置する大展示室を増築しました。
また、上醍醐五大堂に安置されていた重文「木造五大明王像」も平成26年(2014)に初めて山を下り、霊宝館に遷座されております。
 現在は、諸堂に祀られている諸尊以外のほとんどの寺宝は「霊宝館」に安置しており、みなさまにご拝観していただけるよう、順次公開しております。

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霊宝館玄関

霊宝館 玄関

霊宝館には彫刻、絵画、工芸、古文書など、日本の仏教史や美術史上貴重な史料が約10万点以上収蔵されている。

平成館 薬師三尊像

国宝 薬師三尊像(木造/平安時代)

醍醐天皇の発願により建立された薬師堂の本尊。病気を癒し、苦しみを除く仏として、開創以来多くの信仰を集めてきた。特に病や痛みと同じ場所へ金箔を貼り祈る信仰から「箔薬師」といわれ、聖宝の弟子の会理僧都(えりそうず)(852~935)の作と伝えられている。

霊宝館 醍醐大しだれ桜

醍醐大しだれ桜

東西24m、南北20mに枝を廻らせて咲き誇る「醍醐大しだれ桜」は、樹齢180年の大木。霊宝館にはこの他にも40本以上の桜がある。推定樹齢100年のソメイヨシノはソメイヨシノとしては京都最古の大木で、高さは11mを越える。 また、醍醐の花見の最後を飾る「白山大手毬」は、その名のとおり手毬のように球状に花が咲く。

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