内容紹介和歌山県にある新義真言宗総本山根来寺の開祖覚鑁(興教大師)が、高野山における空海以来の教学保持のため、鳥羽院の絶大な帰依をうけ、高野伝法会の再興を果たした過程を歴史的に実証する唯一の史料である。本書は醍醐寺が所蔵する写本を、特別に撮影して影印公開したものです。