修復プロジェクト対象文化財:詳細
- 【種別】絵画
D002. 大輪明王曼荼羅図 - 【種別】古文書・書籍・典籍
D003. 醍醐寺文書聖教(長期修復) - 【種別】絵画
D008.襖絵 堂本印象筆
D008.襖絵 堂本印象筆
襖絵 堂本印象筆 《桜花と杉樹》8面の内左から1つ目と2つ目
《桜花と杉樹》8面の内左から3つ目と4つ目
《桜花と杉樹》8面の内左から5つ目と6つ目
《桜花と杉樹》8面の内左から7つ目と8つ目
《桜花と杉樹》8面の内左から4つ目に描かれた八重桜
《桜花と杉樹》8面の内左から8つ目に描かれた八重桜とコマドリ
《桜花と杉樹》と《楓樹と流水》三宝院純浄観に納められていた当時の様子
醍醐寺には、古くから伝わる文化財だけでなく、明治、大正、昭和から現在も価値のある多くの文化 財が作られています。それらの中にも修理修復が必要なものも数多く、今回、昭和の時代に描かれ た堂本印象筆の襖絵の修復を行うことにしました。
大正から昭和にかけて活躍した日本画家、堂本印象(1891-1975)が、三宝院純浄観(重文)のため に描いた襖絵。彩色画『桜花と杉樹』、水墨画『水郷』など 44 面からなる。
制作からすでに 100 年 近く経過しており、絵の具の剥離や、経年劣化による染みなどがみられる。後世に伝えるため、今、 修復を行うことが大切であると考える。
(修復について)剥落止め、染みの除去などを行い、より健全な状態で後世に伝えていくことがで きるようにする。
制作年 | 昭和 11 年(1936 年) |
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指定の種別 | なし |
指定名称 | なし |
員数 | 44面(22枚) |
保管場所 | 霊宝館収蔵庫 |
品質構造等 | 紙本著色・紙本墨書 襖貼付 |
その他 | 三宝院純浄観(重要文化財)に昭和 11 年(1936 年)から 平成 10 年(1998 年)まで納められていた。 以降、霊宝館 で保管されている。 |